Judas Priest の最新アルバムである「Nostradamus」をゲットしました♪
Rob Halford の復帰作である「Angel Of Retribution」から3年振りのアルバムです。
しかも全編同じ世界観で描かれたコンセプトアルバムにして2枚組みです♪
ま、タイトルの通り1999年に恐怖の大王が降臨するとかしないとか言ってたノストラダムスをテーマにしたものなんですよね~
(何故このタイミングでノストラダムスなのかは分からんのですが…)
面白い事に預言者ノストラダムスの人間的な部分をクローズアップされ、彼の生涯をアルバムにまとめており、通称メタルオペラらしいです。
確かK.Kは雑誌のインタビューでアルバムのセールスが好調で資金を確保できたらライブを本格的な歌劇として演出したいような事を言ってたな…
楽曲は「Touch Of The Evil」や「Bloode Red Skies」のようなものが多く、「Painkiller」や「Ram It Down」はたまた「Freewheel Burnning」のように疾走感の強いものは皆無です。
…って言うか、一つのアルバム(ランニングタイムは100分ぐらい)で1曲であると構えてないといけないような内容ですわ。
オーケストラなんかだと普通に組曲を連想していただけると分かり易いかな。
この機会に毛色を変えてJudas Priestを聴いてみようと思った方々には間違いなく
NostradamusではなくPainkillerを買え!
…と、言いますね。
内容や音質は悪くは無いのですが、冒険に出た感の強い作品ですので初めてJudas Priestを聴く人が「こんなもんなんだ」と誤解を招きそうな気もします。
(1曲あたりのインパクトがね…)
レザーとスタッドではなく、様式美に凝ってた「Sad Wing Of Destiny」の頃に戻ったような感じかな…
触ると怪我しそうな鋭さよりも年季が入って落ち着いた、重鎮の言葉が似合いそうな内容ですわ。
※ファンとしては満足できる内容ですが、万人にはオススメできないところがあります