この記事は『MIKADO』第九話の更新情報です。
連載中はブログのトップに常駐し、完成した時点でタイトルに「最終報告」…ってなものを追記する予定です。
01.01 1~3p 新規更新
01.05 4~8p 追加(23:20と遅くなりましたが…)
01.25 9~13p 追加
02.08 14~17p 追加
03.29 18~21p 追加(連載再開です)
04.12 22~25p 追加
04.19 26~31p 追加
05.04 32~37p 追加
05.10 38~44p 追加
第九話解禁
※最終更新分はアクションの流れから36pから読んで頂くことになります。
そんなわけで第九話の制作裏話です。
色々ありすぎて時間が掛かりましたが、何とか第九話が終了しました。
相変わらず色々あるので、スチャッといってみます。
【サブタイトル】
「Blood Stained」です。
和訳すると「血で汚れた」とか「血まみれ」という意味になります。
ラストまで読まれましたら何を指してるのか分かると思いますが、血まみれになってます。
シャレになってません。
【陰陽師・安田武典】
丸眼鏡で痩せこけた頬がチャームポイントのジェントルマンが安田武典です。
伝奇モノのヒーローである陰陽師を敵役にしただけでなく、一撃のもとで戦闘不能になってます。
ディアノの四肢を吹き飛ばしたり、陣を追い詰めたりと強大な存在を目の当りにはしましたが、一撃で沈んでもらいました。
ちなみに、まだ生きてます。
【両腕を封じられた陣】
最大の武器である両腕を封じられたわけなので、少し変わったことをやらせてます。
口でデカい刀を捕らえて、得物で殴りつける…
ここらへんのアクションは個人的に気に入ってる箇所です。
その後の展開とボケっぷりでヒーローらしさがダウンしましたが、久々にヒーローらしい活躍が出来ました。
おもいっきり鈍器で殴りつけてるけど。
【不死人・ディアノ】
貴方の手足はジオン●と同等ですか!?
磁力の力だ鋼鉄ジー●相当ですか!?
唸れ鉄拳ロケットパンチ!!
…そんな感じです。…嘘です。
描いた後で「やっちまった!」と痛感してます。
平野耕太先生の「HELLSING」に近い描写になってしまいましたが、彼は吸血鬼ではないので血は吸いませんし、さりげなく弱点もあります。
…その時点で不死身ではないようですが、気にしたらダメです。
【しおらしくなった弥生】
第壱話で殺意むき出しだったのが一変して「謝りたい」の一言です。
第伍話で茜に叩かれたシーンが布石になっており、物語の中での時間はそんなに経過してませんが自身の考えが誤りだったと自覚してる事を明確にさせようと思い、「謝りたい」の一言を言わせてます。
【やはり出てきやがった向井健一】
神出鬼没にして大胆不敵!
最凶にして凶悪なエロガキ!
どっから出てきおったか考えたら疲れるので不問という事で!
【見開き】
陣のアクションは見開きにしてます。
物理法則を考えると無理があるのですが、カッコ良さを重視してます。
見開きにすることによってダイナミックに無茶苦茶を描く事が出来、前述の通り気に入ってるところでもあります。
【見開き2】
最初から読んでて驚くようにカラーにしてます。
もう、こちらはインパクト重視です。
キーになる弥生が負傷するわけですから、それなりにインパクトが必要と思いカラーを採用してます。
いや、ヒロインをなんちゅー目に遭わすねん!?
既にお気付きかも知れませんが、弥生は半裸になってます。
隠すなと思われるかもしれませんが、敢えて隠します。
見えそうで見えないというか、布があと数センチ下にズレてたら確実に見えるはずです。
脳内で再生しましょう。
乳もみたい。
【情け容赦無い茜】
陣は退魔師の中でも2年程度のキャリアしかありません。
ですからヒヨッコ扱いです。
その反面、茜はプロ意識があるかどうかは別にして、敵対する者に対して容赦はしません。
もとい、この漫画に登場する連中に容赦するという考えは皆無です。
だけど茜は怒ってます。
こわいです。
乳もみたい。
ゲフン。
【屋内の戦闘】
物語が進む、進まないとか、ページ数が増える、増えないとかは無視して無理無く前後左右上下に動き回ってます。
360°の全方向に対して死角無しです。
何か違いますが、気にしたら負けです。
屋内の戦闘行為なのでコンクリートの破片がやたら多くなります。
ですから全体的にゴチャゴチャして見難かったり、状況が把握しにくいところがあるかも知れません。
そこらへんは作者である僕の力量不足という事で。
【和服】
帯回しをやりたいですが、関係ありません。
正直言って帯をじっくり観察した事がないので、形状を把握するために資料の調達に苦労しました。
人身御供…生贄なのでそれなりに相応しい服装にするために着替えさせてます。
おそらく眠らされてる時に。
ハァハァ言いながら。
可能な限り身体のラインがわかるようにしたかったので、下着は着用してない事にしてます。本編では語られてませんが、ラストの弥生の姿を見たら納得できると思います。
眠らされてる時に着替えさせられてるわけです。
下着をつけてません。
確実にハァハァ言ってるな。
(人身御供の神聖性を重視すると性的な接触は無いです)
【登場する予定の無かった仁美】
もともと第九話の展開は第八話でやる予定でした。
第八話は見事に「災難・オブ・ザ・野田っち・ファイナル」になってしまいましたのでそこでカミングアウトした仁美を利用しました。
怪我の功名か、無理なく弥生ピンチ→陣がかばう→陣やられる→叩きつける…と、いう一連のアクションにつなげる事ができました。
…って言うか、第八話から妙に存在感があります。
冷静に陣にツッコミを入れてますが。
【出番の無いセト様とピクシー】
いや、この展開に登場させる方がマズいかも…
兎にも角にも眠いからここまで!