先日の記事にとりあげようとした6/2の出来事です。
6/2は職場の人の勧めで吹奏楽のコンサートに行ってました。
神戸には
吹奏楽団ブラスポルテーニョって楽団があるらしく、その定期演奏会になります。
場所は
神戸文化ホールです。
ロックのコンサートも長いこと行ってませんが、折角人から勧めていただいたので気軽に行ってきました。
演奏されてた曲目は以下の通り。
【第1部】
1.海を越える握手
2.サウンド・オブ・ミュージック
3.マードックからの最後の手紙【特別版】
【第2部】
1.ハーフ・タイム・ショー
2.Always~サタデーナイト歌謡SHOW~
3.ブラ・ポルといっしょ
合同合唱曲目「勇気100%」
合同演奏曲目「ラデツキー行進曲」
4.夢のアスリートたち~ロンドん?~
【フィナーレ】
交響曲第5番 ニ短調 作品47 第4楽章
※配布されたプログラムより抜粋
構成を簡単に言うと、第1部は楽団による演奏、第2部は楽団によるコミックショーと観客と楽しもうと言う企画、フィナーレは楽団による演奏で重厚な曲目…というようなものです。
プログラムを読んだ時、
全然、曲が解らねェ!
…ってのが最初の印象です。
サウンド・オブ・ミュージックは映画で知ってるとは言え、他の楽曲はタイトルを見てもどんな曲なのか想像すらできませんでした…
ま、実際に聴いてみて楽しめりゃ問題なしなんですわ。
※「マードックからの最後の手紙」は映画「タイタニック」から、
「勇気100%」はTVアニメ「忍たま乱太郎」から、
「交響曲第5番~」は関西ローカルのTVドラマ「部長刑事」から…です。
特筆すべきなのは第2部。
「ハーフ・タイム・ショー」は解り易くコミカルなパート紹介、「Always~」は吹奏楽の演奏による懐メロ、「夢のアスリートたち~」は楽団によるコント集のようなもので、観客に楽しんでもらおうという姿勢を感じられました。
特に「ブラ・ポルといっしょ」は合同合唱、合同演奏とある通り、観客参加型の企画になっており、合同合唱は観客のチビっ子達がステージ上で合唱したり、合同演奏は観客の学生さんなどがステージで一緒に演奏したりする企画です。
どうりで家族連れが多いと思ったわけです。
チビっ子達が楽しそうに歌ってる様子は実に微笑ましかったですよ♪
たとえ、他の演奏中に
隣に座ってたチビっ子がバタバタしつつ、僕の太股をガスガス蹴りやがってたけど、終始にこやかに過ごせたので気にしないけどな!
このようなコンサートは全体的にレベルが高い/低いは解りませんし、そういった価値観で観るものではないと思ってます。
それを踏まえて感想を言うと、
努力して演奏されてる人達が楽しんでるものが楽しくないわけがない!
この一言に尽きるのではないかと思います。
細かく言うと、脳ミソがロックンロールな思考の野朗が聴いても、管弦楽器によるナマの演奏は迫力がありステージに引き込まれるように観賞してました。
「マードックからの~」に関しては「ロックのアンプラグドのコンサートで、こんな楽曲があったような…」などと思える程、完成度の高いものだったと思います。
また、完成度の高い演奏をしていても、前述の通り観客と楽しもうと言う姿勢を感じられ、それだけでも地域密着型(?)で気軽にふれあえる敷居の低さに好感が持てました。
(僕個人、吹奏楽って堅いイメージがあったので…)
全体的に楽しいコンサートで満足しました。