タイトル、そのまんまです。
最近は…と、言うより今年はやたらとMa.K.ことマシーネンクリーガーに病的にハマってしまったわけですが、ここいらで気分転換に、
女子供でも気軽に作れるユーザーフレンドリーさと安全性の高いガンプラをお手軽フィニッシュで作ってみようか!
うん、実にナメきってます。
だってよォ~
最近の模型情報誌って、やたらガンプラばっかで面白くねェんだもんね~
…と、まァ、そんな偏った個人的なものは置いといて、今年の5月にRGガンダムMk.2がリリースされました。
何やら完成度が高く、誰もがカッコ良く作れるとの事なので、気分転換がてらに1体作ってみたというわけです。
以前にRX-78-2を作ったのですが、今回のMk.2も例外なくパーツがギッシリ詰まってます。
以前なら心が折れかけたりしましたが、今回は塗装なし、改造なし、スミ入れとつや消しのみのお手軽フィニッシュが目的なので心が折れたりしません。
NO・サーフェイサー
NO・ラッカー塗料
NO・エナメル塗料
NO・ウェザリング
NO・金属化祭り
コレだけで充分楽だと解るもんね♪
こういう考えに至るのもMa.K.にハマったおかげなのかも知れません。
まず、組立説明書通りに内部フレームを組立てます。
ここから外装を取り付けてMk.2を仕上げていこうと言うわけです。
【ゲート処理】
Mk.2は細かくパーツ分割されており、それぞれランナーからニッパを使って切り離さないといけません。ここらへんはプラモデルなら当然の作業です。
…で、ガンプラはランナーとパーツをつなぐ「ゲート」が組立てた時に目立たない位置になるように作られており、丁寧に切り取るだけで充分完成度が高く組立てられます。
例えば、Mk.2の肩の装甲板なら…
コレが切り離す前の状態です。
枠の太いところが「ランナー」、パーツとランナーの細いところが「ゲート」です。
まずはゲートのランナー側を切ってパーツを取外します。
切り離したばかりだと、当然ゲートがパーツに付いてきます。
次に残ったゲートを切り取る為に…
ニッパをパーツに当てながらゲートを切断します。
ニッパを当てる面が直線である事、ゲートとパーツの間の接点が小さい事から、パーツにニッパを当てて切るだけでキレイにゲート処理が出来ました。
もし切断面の色が白く変色したらパーツを同じような色のマーカーでリタッチしてやれば目立たなくなります。
ちなみに、頭部のように丸みのある箇所にゲートがある場合、切り出す時はゲートのランナー側を切断するわけですが、
パーツ側のゲートはデザインナイフなどでちょっとずつ切り取って成型していきます。
すると、こんな感じでキレイにパーツを切り出せると言うわけですわ。
とどのつまり、お手軽フィニッシュを目的としますので、
ヤスリ掛け不要です!
ヒケ?
表面処理?
そんなもんやってられるか!
(パーツが細かいし数も多いからね)
【ディティールアップ】
パーツをキレイに切り出したら、各ブロックごとに組立てながらディティールアップとしてスミ入れを施していきます。
こちらは切り出してゲーsと処理された肩のパーツです。
スミ入れを施す事により、立体感を演出しようと言うわけですわ。
こちらはスミ入れ後です。
白いパーツはガンダムリアルタッチマーカーのリアルタッチグレー2、黄色いパーツはリアルタッチオレンジ1でスミ入れしてます。スミ入れは影になるところなので、単純に黒一色ではなく「そのパーツが影で暗くなってる」という事から同系統で暗めの色を選択してます。
尚、スミ入れではみ出たところはリアルタッチマーカーのぼかしペンで拭き取ってます。
…と、スミ入れしたパーツを組立てました。
次にマーキングシールを貼っていきます。
Mk.2は箔でキラキラしているものと、マーキングなどを表現した「リアルスティックデカール」と言うシールが付属してます。水に浸して使用する「水転写デカール」と違い、台紙から剥がして使うシールです。
箔のものはつや消しのトップコート後に貼るとして、マーキングのほうを先に貼り付けます。
ピンセットやナイフの刃先を使って台紙から剥がし、貼った後は綿棒で押さえて密着させます。
すると、こんな感じでカッコ良く作れちゃうわけですわ。
ちなみに、RGはシールがやたらと多いので、各ブロック単位で貼っていくと気分が楽です。
完成状態だと貼り難いだけでなく、100枚以上あるシールをチマチマと一気に貼るのってしんどいですからね…
作業に変化をつけてやると意外と苦にならないんですわ。
こちらはMk.2の目の部分です。
目の周囲…と、言うよりもトサカ以外の目の部分をマーカー(とりあえずマジック)で黒く塗り、メインカメラに緑の箔付シールを貼ってます。
箔付シールはナイフの先を使って台紙から剥がし、ナイフの先に少し貼ったままパーツに移動させてます。密着させる時も指で触らず綿棒で押さえて完了です。
【チューブとか】
Mk.2はワニスチューブとリード線が付属しており、任意の長さに切断して使用します。
長さについては組立説明書にガイドが掲載されてるので問題なく切断できるはずですが、問題はワニスチューブと呼ばれる編みこまれたチューブパーツです。
これらはワニスチューブとリード線を切断した直後のものです。
ワニスチューブは編みこまれてチューブ状に作られたもので、編みこまれたものである以上、切断面がほつれて作業性が悪くなります。
ホビージャパンに掲載されてた方法ですが、ワニスチューブの切断面に瞬間接着剤をほんの少し塗布してやると繊維が固まり、ほつれるのを防ぐ事ができます。
この時使う瞬着は「黒い瞬着」とか「ゼリー状」のような粘性の高いものではなく、さらさらタイプです。
タミヤからリリースされてるハケ付が使い勝手が良いのでオススメします。
【まずは下半身】
組立説明書に従って、内部フレームの後は足首から外装パーツを取り付けていきました。
上の写真はマーキングを貼った後につや消しのトップコートを塗布し、箔付シールを貼ってます。
この後は上半身、バックパック、武器類を組立てて完成…です。
ひとまず今回はここまで。
その2につづく!