ちょっとバタバタしてたり何かと忙しかったので、久し振りのブログ更新になります。
さて、いきなりですが本題です。
昨年、1ヶ月以上掛けて作ってた
MENG MODELのメルカバが大破し、そのリベンジとしてコトブキヤからリリースされた1/35スケールのガンヘッドを調達してきました。
現在運用されている兵器より、
やっぱSFでしょう!
…などと言う、
わけわからん屁理屈をほざいて
暴走状態です。
いつも通り!
はてさて、今回手を出したGUNHEDってのが何なのか知らないチビっ子の為に、解り易く解説をしておきます。
今から23年前、東宝とサンライズがタッグを組んで制作されたSF映画のタイトルが「ガンヘッド」であり、その主役メカが「GUNHED 507」です。
主演は高嶋政弘氏であり、東宝特撮では「ヤマトタケル」や「ゴジラVSメカゴジラ」をはじめ多数出演されています。
そんなわけで映画「ガンヘッド」ですが、これは僕個人の感想になるので多くの人がそうだとは言えませんが…
ガッカリ具合が尋常ではない、
残念な特撮映画といった印象です。
当時、親にねだっても映画館に連れて行ってもらえず、今で言う地上波初放送の時にドキドキワクワクしながら放送を観ようとしましたが、放送終了時には
TVを蹴りたくなったほどの期待外れなものだったと記憶してます。
【ガッカリなポイント】
・ストーリーが面白くない
・強敵がユンボっぽい
・映像が暗くて何やってるのか解らん
・ミニチュア感バリバリのガンヘッドが多い
・等身大セットが目立ってない
・日本語と英語が入り混じった日常会話
・何かと説明不足
・巨大ロボットなのに屋内ばっか
…ガッカリどころじゃないな、こりゃァ…
兎にも角にも、GUNHED 507のデザインを前面に押し出した広告などでカッコええな~とまじまじ眺めてた少年の夢と希望を見事に粉砕しおったわけです。
無骨でカッコいい印象を受けてたのに、凄まじく残念だったのです。
そして23年後、映画そのものは
凄まじく残念だったけど、主役メカであるGUNHED 507が何の因果かは知りませんが、コトブキヤがプラモデルとしてリリースしたわけです。
しかも完全変形!
一般的な戦車などのAFVと同じように1/35スケールと言うデカさ!
映画は残念だったけど、GUNHED 507のカッコよさにワクワクドキドキした当時の小僧どもにとって鼻血もんだと思います。
※本キットは1万円以上の高価な物です。
安売りされているところをゲットしてきました。
さて、肝心のキットですが、箱を開けてみると…
完全変形を再現したキットの為、パーツがやたら多いです。
ガンプラで言うところのMG(マスターグレード 1/100)のパッケージらしき箱が2つ入っており、それぞれにパーツがギッシリ詰まってます。
パーツ数に驚きましたが、それだけだと手が進まないので、色んな人のブログやHPを参考に、まずはパーツを洗浄しました。
詳しくは知りませんが、コトブキヤのプラモデルはバンダイやタミヤと違って離型剤がかなり付着してるらしいです。
離型剤が付着したままで塗装すると、確実と言って良いほど塗料を弾いてまともに塗装できないらしいので、組立てる前に全パーツを洗浄しました。
写真はありませんが、風呂場でバケツに中性洗剤と水を入れ、その中に20分漬け込んでからブラシで磨き、シャワーですすぐ…ってな工程を3回繰り返し、やっとこさ組み立て開始となります。
仮組時に思った、本キットの特徴は以下の通りです。
・接着剤不要のスナップフィットキット
・関節部はABSパーツを多用
・合わせ目消し必須の箇所あり
・後ハメ加工の多用は危険
・肉抜き穴多数
…ってなところでしょうか。
ここで触れている肉抜き穴ってのですが、これは成型に使われる金型の都合で、本来なら無いけど止むを得ず穴が開いてる状態なんです。
しかも、完成後 目立たないところなら良いですが、意外にも目立つところに肉抜き穴がありましたので、ポリパテで埋めちゃってます。
胴体の変形基部の一部ですが、このパーツ、モロに目立つ箇所に配置されてます。
なのでポリパテで埋め、気泡を黒い瞬着で埋めてペーパー掛けしてます。
(ポリパテは硬化すると気泡が発生し易いんですわ)
…と、ちょっとした改造…と言うか、手を加えるのはこの程度。
(銃口の開口とかもあるけど)
あとは組立て説明書に従い、パーツ同士のすり合わせを確認しながら組立てていきます。
そんなこんなで、
その2に続きます。