先日の記事でファルケに付属していたおねーさんの塗装を完了させ、アーケロンのヴィネットを作ったことを挙げてました。
↑コレがヴィネット(小型のジオラマ)なのですが先日の記事にも触れているように、ネームプレートが無いので物足りないと感じてました。
そこで、低コストで、お気軽に、簡単に作れないものか調べてみたところ、丁度良い方法がありましたので早速作ってみました。
【材料】
・真鍮版(板厚0.40mm)
・ガイアノーツ製「おうちdeデカール」
調達した材料はコレだけです。
¥1000で調達可能なので低コストでしょう。
この中でも「おうちdeデカール」はインクジェットプリンタに対応しており、ハガキサイズの光沢紙のプリントアウトが出来る環境ならお手軽に使用可能の筈です。
【ネームプレートの作り方】
1.真鍮板を任意の寸法に切り出す
金切りバサミを使うと真鍮板が歪むので、スコヤで直角を出しながら
Pカッターで同じ切断箇所に何度もスジを入れます。
その後 手で折り曲げたり戻したりを繰り返して塑性と弾性を利用してパキッと
切り離します。
あと、切断面はダイヤモンドヤスリで整えます。
2.真鍮板を研磨する
400~1500番でペーパー掛けします。
その後コンパウンドで磨きます
3.デカールを作る
ネームプレートの文字を決定し、「おうちdeデカール」に反転して
プリントアウトします。
↑コレは試しにA4サイズでプリントアウトしたものです。
文字が数パターンありますが、失敗しても良いように複数パターンを
用意しました。
4.デカールを真鍮板に貼る
「おうちdeデカール」の説明書に従いますが、デカールは真鍮板と
同じ大きさに切り出して貼り付けました。
5.一晩放置して完全に乾かす
触るとノリが付着するだけでなく汚れたり、デカールが破れるので
完全に乾くまで放置します。
6.クリアーと塗布して研ぎ出す
光沢クリアーをスプレーで塗布して細かい傷を隠しつつ、凹凸を
誤魔化す為に研ぎ出ししました。
(透明部分と印刷部分で段差がある為)
7.ヴィネットの台座に接着
これで完成となります。
…最後の最後で接着剤がはみ出して汚くなってしまいましたが、これで完成です。
やはりネームプレートがあると、どの方向が正面なのか解りますし、作品が汚れまくってるので良いアクセントになると思います。
ここで調子に乗り、前回は若干ピンボケ気味だったので再度写真を撮影しました。
アーケロンの背面です。
過剰に泥ハネを表現してます。
アーケロンの左側面です。
全体的に地味ですが、唯一派手めなマーキングが見れる角度になります。
アーケロンの正面です。
つや消しクリアは塗布せず、半光沢仕上げの後にウェザリングを施してます。
その為、ところどころにツヤがあります。
アーケロンのバストアップです。
塗装前にラッカーパテを指でこすりつけて鋳造表現を施してますので、表面が荒れたテクスチャーになってます。
…が、写真で見ると解らないですね。
アーケロンの足元です。
やはりドロドロですが、足首の角は泥の付着が少なくしてます。
…と、一度公開した写真を撮り直してみたっぽくしてますが、実は写真を撮影する時にちょっと工夫をしてます。
今回は初めて三脚を使ってみました。
…今までは手で持って撮影です。
だから、よくピンボケしてたわけです。
更に、セルフタイマーを使って撮影しました。
…今まではセルフタイマーなんぞ使ってませんでした。
だから、よくピンボケしてたわけです。
更に、更に!今回はレフ版…が無かったのでプラ板で光源をコントロールしました
…今までレフ版すら使ってないので、影はやたら暗かったわけです。
うん、模型を撮影する上で必要なことが全然出来てなかったわけですね。
それなりに進歩したかどうかは別にして、今までお見苦しい写真ばかりで申し訳ないです。。。