7/17は職場の飲み会で、翌日7/18は凄まじいまでの二日酔いでダウンしてました。
そんでもって本日、神戸祭りであった7/19です。
3連休を無駄に過ごしてる感がありますが、気にしません。
…つーか、7/17は「月光条例」第5巻の発売日で、
自称・正統執行者イデア・ペロー(長靴をはいたネコ)が登場したり月光にどつかれたり、赤ずきんちゃんがビルを爆破する物語と一緒に、作者である藤田和日朗先生の画業20周年記念として画集が同時発売されてます。
藤田和日朗魂
藤田和日朗先生のファンなら買っとかなあきません。
そんなわけで購入!
「藤田和日朗」の文字の中に潮が!
とらが!
勝が!
鳴海が!
月光が!
何か知らんが吼えてます!
【特典その1・ポスター】
過去の連載作品の主人公達が三日月状に並んだ描きおろしイラストになってます。
…って言うか、モーニングに掲載されてた「スプリンガルド」のウォルター伯爵やスピリッツに連載されてた「邪眼は月輪に飛ぶ」の鵜平まで!
【特典その2・描きおろしマンガ】
現在週間サンデーで連載中の「月光条例」の番外篇として、「うしおととら」、「からくりサーカス」の面々がコラボレートするマンガが掲載されてます。
とらが月光にからんだり、一寸法師とイズナがからんだり、フェイスレスがしろがねに振り回されたり…
「鬼の金棒」と「獣の槍」、「ジャック・オー・ランタン」で月打された藤田和日朗先生に
月光条例執行
…です。
(楽しんで描いてるな、こりゃァ…)
【特典その3・からくりの君】
かれこれ10年前のOVA作品で、週間少年サンデーで2週にわたって掲載された読切作品です。
(短編集「夜の歌」に収録)
ハッキリ言う!
藤田作品は
ヒーロー、ヒロインともにイイ!
ヒロインの乱菊
(冒頭部の戦闘シーン)
もういっちょうヒロインの乱菊
(主人公に襲われて数分後の姿。決して
やましい事はありません)
主人公の弥三郎が少しカッコよく見えた直後のシーン
(CV:若本則夫氏・・・アナゴさん)
主人子の弥三郎が凄まじくカッコよくなったシーン
(CV:若本則夫氏・・・アンデルセン神父)
正直言って「からくりの君」は週刊誌掲載時や短編集でも穴が開くほど読みまくったのですが、OVAは未見でした。
藤田キャラがグリグリ動きまくる姿はOVA「うしおととら」以来になりますが、物語も40分程度の短いものでありながらも把握しやすく、藤田イズム全開になってます。
(勧善懲悪モノですが残酷シーンもあるのですが…)
<藤田イズム>
・泣け!
・燃えろ!
・最後はハッピーエンド!
・悪者のカオが怖いです…
<「からくりの君」について解説>
「うしおととら」で人の心臓で動くからくり人形のエピソードである「畜生からくり」の執筆後にからくり人形の魅力にハマり、描かれた読切作品です。
大型の操り人形を極めて細い糸で操って敵を倒したり、劇中の人形の技である「虎乱(こらん)」は「うしおととら」終了後に連載がはじまった「からくりサーカス」に継承されます。
そんな意味でも藤田作品を語るなら知っておくべきタイトルが「からくりの君」です。
ちなみに少年サンデー創刊40周年記念作品のアニメだったようです。
特典だけでも腹一杯!
(ファン限定ですがね…)
そんな気分になる買物ですわ。
画集はカラーイラストが豊富で、ビジュアルブックとして楽しめる内容です。
ただ、過去の未収録作品が少ない所為か、イラストそのものよりも特典に魅力を感じてしまいます。
(昔からのファンなら特にね…)
コレクターアイテムだったり、れっきとした画集として楽しんだりと人それぞれになるので万人にオススメできませんが、特典は一見の価値があると思います。
※この記事はDVDのキャプチャー画像を掲載してます。
作品中に映像の複製や上映に関する注意はありましたが、画像としての注意が無かったからでもあります。
もし著作権上、問題があると判断しましたら削除しますのでご理解の程よろしくお願いいたします。